#1 人は意外とシンプル ~人の行動原理と「快楽原則」~
- 北原 正一郎
- 2021年3月20日
- 読了時間: 2分
更新日:2021年4月14日
こんにちは、荒川区を中心に都内23区でカウンセラーとして活動しています
北原正一郎です。
こちらのHPを見ていただける方も増えて参りましたので、以前に別のブログサイトに
掲載しておりました記事もこちらに載せていこうと思いますので、ご興味がありまし
たら見て頂けると幸いです。
人は何を思い、考え行動するのでしょうか。
人の行動原理とは。
自分が意識的に、また無意識的に何を根拠に選択し、行動しているのか。
「良い、悪い」って何だろう。
「快楽原則」という言葉があります。
「快楽原則」とは
人は、基本的には自分にとっての「快」を得るために行動します。
「快を求め、不快を避ける」これが人の根源的な行動原理です。
では、人が「快」を得るとはどういうことでしょう。
それは「欲求の充足」です。
人は、人がたくさん持つ様々な欲求が満たされることで快楽を得ます。
つまり、人は欲求を満たすために考え、選び、行動をしているのです。
しかし、人は自ら進んで「不快」を選び行動することがあります。
ですが、終極的にはこれも「快」を得るための選択なのです。
一時的に不快を得ることを分かっていても、それを選択し、その先にある
「快」を求める。
これを「現実原則」と呼びます。
例えば、仕事なんかもそうなのかも知れません。
なぜ、ツライと思いながら残業をするのでしょうか?
それはその先に名誉や承認、金銭的報酬など様々な人の欲求を
満たすものを期待した上での選択だからなのではないでしょうか。
そう考えると、人の行動原理はシンプル。
しかし、人の「悩み」は尽きません。
行動原理はシンプルですが、それに様々なものが絡み合って人を悩ませます。
そこには人の「欲求」が大きく関わっています。
次回は、そんな「欲求」についてお話しできればと思います。
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